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会社の忘年会に行きたくない時の断り方

対象:忘年会に行くたくないが、どう断るか悩んでいる人

 12月、早いところだと11月に入ると徐々に忘年会シーズンとなってきます。忘年会という名のもとに飲み会が開催されなんとなく全員参加のような空気を出され断りづらい飲み会の1つです。12月はクリスマスやテレビの特番などプライベートな予定もあったり、忘年会シーズンは店も忙しく十分に飲み食いできなかったりと行きたくない人も多いのではないでしょうか?しかし、ネットで検索してもなかなか良い断り文句はなく、私も新人時代は絶望していました。そんな方向けに断り文句と理由を伝授します。

目次

行くべき忘年会と行かなくて良い忘年会

 断り文句を先に教えろよ!という方はここを読み飛ばして頂いて大丈夫です。しかし私は飲み会でバリューを発揮し今のポジションまできた(と勝手に思っている)ため、私のような処世術を知りたい方は読んでください。忘年会には行くべき忘年会と行かなくて良い忘年会の2つがあります。まずはそこの見分け方と伝授します。

行かなくて良い忘年会

 結論は大人数の忘年会は行かなくて良いです。特に部署全体とか課全体の忘年会は行かなくてOKです。理由は3つあります。1つは人数が多くて評価をしてくれる上司の目に入る機会が少ないことです。私は飲み会でバリューを発揮して生き残ってきた人間ですから、そもそも上司の目に振れない飲み会など行く意味がありません。大人数だとその機会がほぼないというのが理由です。
 2つ目は料理がイマイチ。すべての店がそうとは言い切れませんが、忘年会シーズンで大人数での利用となると店も大忙しで、料理の提供にいっぱいいっぱいとなり、事前に準備をせざるを得ないため、冷めていたり、作り置きで味が落ちていたりすることが多い時期です。改めて言いますが、すべての店がそうではありませんが大人数で行くことに対応できる忘年会シーズンの店はその可能性が高いからです。
 3つ目は、酔っぱらいの看病が発生する可能性が高いということです。忘年会の名のもと、酔い潰れる人が増えるのもまた事実で、特に下戸の場合その看病を押し付けられる可能性が高く、上司が潰れて上司を介抱したら評価がバク上がりして、翌日プロジェクトにアサインなどというドラマ的なことはありません、せいぜい飲まされた新人か、お調子者の先輩の介抱で当の本人も覚えていないのが関の山ですし、酒を飲んでいる上司は誰が看病しているかなど見てもいません。これら3つの理由により大人数の飲み会は避けて大丈夫です。ただし唯一の例外は上司が、この店に行くと音頭を取ってしまった場合、そこは諦めて参加してください。

行くべき忘年会

①上司を含む少人数の忘年会
 上司とがっつり話をするチャンスです。忘年会の名の下、多少突っ込んだ話もできます。例えば来年は心機一転頑張るのでリーダーにしてください!とかも堂々と言えます。このチャンスを逃すわけはなく、少人数の忘年会は是非参加してください

②他部署の人が参加する忘年会
 他部署の方が来る場合は参加してください。他部署と交流することで他の部署の仕事がわかる・・・なんていう意識の高い話はいりません。他部署にも顔を売るのが目的です。例えば経理部が来たら最高です。細かい領収書のミスや不備などをうまくこなしてくれる関係性を作れるとか、人事部なら人事異動の権限はなくとも誰がどこにいくとかこっそり教えてもらえるなど仕事を進めるうえで有利な状況作りができます。
 特に自分が次に行きたい部署の人が参加するならこれは先頭切って参加したいです。希望部署の話を聞くだけでなく、その部署の責任者に顔を売り引っ張ってもらうなど、これは入り口作りには最高の場です。このような場合は是非参加してください。

忘年会の断り方

主題である忘年会の断り方とそのパターンをいくつか紹介します。

有給を入れる

 シンプルかつ最強の回避方法です。断ることもなく有給の利用で回避もセットでできます。これを発動させるには事前に忘年会の日程を確認しておく必要があるため、日程が確定した時点で素早く有給の申請を行いましょう。また、有給が無理でも時間休や早退などを組み合わせる方法もベターです。忘年会を断る際にはなんらかの理由を伝えないといけない雰囲気がありますが、昨今のプライベートを詮索してはいけない風潮を利用し、有給、時間休、早退などは理由を聞かれにくため、断るのが苦手な人はこの手法はありです。また営業職の方に限る手法かもしれませんが、夕方とか遅い時間に外部の会社の方と商談を入れておくのも手段としてはありです。その場合、商談に行って直帰しますといような言い回しができますから、時間休ではないですが活用できます。

先約がある

 先約があると伝えます。これは初級編の記事でも書きましたが、先約がある旨を伝えて断ります。詳細はそちらの記事を見てほしいのですが、以前から予定があって動かせない予定であるということを伝えるということです。特に家族や古くからの友人との予定はなぜか優先される風潮があります。先約というだけだと弱いため、嘘で良いので家族や古くからの友人との〜という理由を付け加えましょう。

忘年会を断ったあと

 忘年会を断る理由は、有給か先約の2択になるかと思います。親族の不幸や、体調不良は墓穴を掘る可能性があるため、理由として持ち出すのはあまり得策ではありません。しかし大事なことは断ったあとの行動で、やるべきことは2つです。1つは後輩もしくは同僚で、おそらくその飲み会で幹事か世話役をやるであろう人物に一言伝えるということです。「当日〇〇(理由)で行けなくて、ごめんな」「忘年会、〇〇(理由)で参加できず、手伝ってやれなくてすまん」このような後輩や同僚への気配りは非常に重要で、温かい缶コーヒーの1本でも差し出しながら話をしましょう。
 
 またもう1つは上司に一言伝えるということです。会場についてから、「あいついないじゃないか?」となるのは面倒なので、先に「忘年会、幹事には伝えていますが〇〇(理由)で参加できず申し訳ございません。また来年は是非参加させてくだしさい」と、先に謝罪に行きます。謝罪すべきことでもないため、謝罪を受けた上司からしたら「いや、別にそんなことで」となることが多いです。私は3年連続欠席しましたが、3年連続同じリアクションでした。つまり、そんなことでと実際思わせ、言わせることが重要で、それ以上に発展しないため、何も悪いことはしていないのに謝罪するのは変な感じですが、先んじて謝罪にいきましょう。先手必勝です。

忘年会の断り方(フレーズサンプル)

サンプル1(口頭)
忘年会のお誘いありがとうございます。
あいにく、忘年会当日有給を頂いておりまして参加できません。
せっかくの機会でしたのに、参加が叶わず残念です。
他、飲み会等あればぜひお誘いください、またみなさん楽しんできてください!

ポイント
・お誘い頂いたお礼を冒頭伝える
・本当は参加したかった雰囲気を出す
・有給というやむを得ない理由があることを伝える
・別の飲み会があれば誘ってほしいという雰囲気を出す

サンプル2(口頭)
忘年会のお誘いありがとうございます。
あいにく、忘年会当日以前より約束しておりました別の予定があり、
時期が時期ということで予定の変更が叶わず、忘年会に参加できません。
来年は是非参加させてください!

ポイント
・お誘い頂いたお礼を冒頭伝える
・本当は参加したかった雰囲気を出す
・他の予定があって調整する努力はしたという雰囲気を出す

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