会社の飲み会、断り方(断りサンプルフレーズあり)

対象：飲み会に誘われてしまい、(行きたくないので)断る方法を調べている人

会社に所属していると忘年会や、送別会、決起集会などのイベントや急な思いつきの飲み会に誘われることがあります。その際、本当は行きたくないけど、波風立てずにどう断った良いか分からず悩んだり、もやもやしたまま参加したりする方もいるのではないでしょうか？今回はそんな方向けに波風立てずに、綺麗に断る方法をお伝えします。

　飲み会に誘われた際に気をつけるポイントは２つです。この２つをしっかり意識して伝えることができればおおよそのシーンで変な雰囲気になることはないでしょう。

１：お誘いいただいた感謝を伝える

　まずお誘い頂いた際には、誘っていただいた感謝の意をしっかり伝えましょう。仮にそんなお礼の気持ちなんてなくても、伝えましょう。。結論的には参加しないという「No」を返すわけですが、最初に「Thank You」という謝意を示す相手から提示される「No」に対して、すんなり受け入れられる可能性が高くなります。その際使えそうなフレーズサンプルは下記です。

　その際、誘って頂いて嬉しい、(行くたくないけど)本当は行きたかったというようなフレーズを加えるとよりベターです。誘われた際、いきなりNoというのではなく、お礼とできれば、誘われて嬉しいという気持ちを入れましょう。

２：断る理由があることを明確に伝える

　最終的には断るわけですが、その際人は理由を添えられると納得感が増すとされています。そのため実際はただ行きたくないだけですが、それを伝えるとさすがに相手はムッとしますから、納得感のある理由を添えましょう。また、その理由はできれば、変更が効かない、すでに予約があるというものですと、相手もそれ以上言えなくなるため、そのような理由を加えれると尚良しです。伝えられて納得しそうな理由パターンは下記のようなものです。

　相手次第にもよりますが、少し考えの古いタイプの先輩、上司の場合、約束の相手が友人、家族については理解を示してくれますが、なぜか彼女彼氏との約束(デート)には難色を示すときがあります。そのため彼女彼氏とのデートが本当の理由だとしても、友人や家族との約束としましょう。イベントについては、家に返って好きな番組を見たいとか、ゲームの発売日でという理由だとしても、それを言うとじゃあキャンセルして来いよと言われかねないので、趣味で予約をしているとか、具体的なことは言わずとも、予約があるという旨と変更が効かないなどの内容にしましょう。

　やや強引な手段ですが、飲み会の予定が少し先でまだ間に合う期日であれば、その飲み会の日に有給を入れてしまうのは手です。さすがに有給の日に会社付近の居酒屋まで来いとはなりませんから、どうしても行きたくないというケースにはこの手段もありです。

この２点を意識しながら相手に断りを入れましょう。最後に、また誘ってください、次は是非などが加えられると、相手も誘って良かった、しかし理由があるのであれば仕方ない、またの機会で良いかというようにできるため、遺恨も残らず、波風も立ちません。
　また、急に誘われた際に、こえらフレーズが出るように練習をするという必要はありませんが、事前に準備をしておいたほうが無難です。誘われたときに、出せる理由のパターンは２−３用意しておくと良いでしょう。突破的な誘いで身内に不幸があったという理由を出す人もいますが、そんな頻繁にないだろう、それならば忌引にしろともなり得るのでそれは避けましょう。

使えそうなサンプルフレーズ

サンプル①

お誘いいただきありがとうございます。
生憎、飲み会の予定日に以前から両親と食事にいくこととなっており、お店も既に手配をしてしまいっておりまして、参加できません。
せっかくの機会でしたのに申し訳ございません。次の機会には是非参加させてください。

サンプル②

お声掛けいただきありがとうございます。
申し訳ございません。当日生憎予定があり、参加できません。
プライベートな予定で恐縮ですが、その日高校時代の友人と集まることとなっており、久しぶりの再会でなかなか予定を合う日がそこしかなく。
次回の飲み会には是非参加させてください。

サンプル③

お誘いありがとうございます。
生憎当時予定があり参加できないのですが、参加したかったです。
今回、従前より予定がありかなり前から予定していたもので予定をずらすことができず・・・。ただ行きたいことはやまやまなので次回是非誘ってください。

サンプル④(当日急に誘われたとき)

お声掛けいただきありがとうございます。
今日、19時(飲み会開始時刻前後)に別の予定が入っておりまして、本日は参加できません。次回は予定調整して参加させてください。当日の変更が効かず申し訳ございません。

このように、うまく伝えれば断れない、断りにくいということはありません。うまく断ってみてください。